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FISUワールドユニバーシティゲームズ 選手コメント

選手コメント 2025.07.27

上原 琉翔(4年)

本日は応援ありがとうございました。目標は、個人としてメダル獲得団体での優勝を目標に掲げていました。目標を達成することはできましたが、世界大会の難しさや日本人トップを取ることができなかったところなど、この大会では自分の課題が沢山あると気付かされる大会でした。これから始まる夏合宿でその課題に正面から向き合い、駅伝シーズンに強くなった姿で望めるよう精進していきたいと思います。またこの経験をチームに持ち帰って箱根駅伝優勝に向けてチーム一丸となって夏合宿を乗り越えていきたいと思います。

前田監督

上原琉翔が2025FISU ワールドユニバーシティゲームズハーフマラソンにて銅メダルを獲得し、団体では金メダルも獲得しました。私も代表コーチとして現地で走りをみて色々な想いを回想しています。実は私が國學院大學の監督になってから他に3名の代表選手がいました。島崎慎愛、中西大期、そして平林清澄…

代表には選出されましたが、3名ともコロナウイルスの世界的感染拡大により大会の中止、延期となり日本代表のユニフォームを着て走る姿をみることはできませんでした。本人たちは悔しかったはずです。個人的にはその想いを継承して今回の大会に参加していました。だからこそ今回の上原の頑張りには多くの想いがつまっています。学生スポーツは入学と卒業を毎年繰り返しチームの中の人間は変わっていきますが指導者でいる私は卒業はありません。だからこそ卒業していく選手たちの想いを、新たに入学してくる未来ある選手にどのように継承していくのか。目に見えないものではありますが指導者として非常に大事にしている部分です。今回そんなことを想いながらドイツの地で上原がみせてくれた走りは3人の想いを少しは形にできたかなと思っています。もちろん今後も世界を見据えた育成を継続していくつもりです。これから厳しい夏を向かえますが、チーム力で乗りきり高め合い、駅伝シーズンで勝負できるチームをつくって参ります。

引き続き皆様よろしくお願いいたします。